About B - 1 Grandprix

昨今地方に多くの来場者と注目を集める「日本最大級のまちおこしイベント」として認知され、毎年開催地はもちろん、多くの出展団体の地元を盛り上げる、国民的イベントと呼ばれるようになりました。

会場では自慢のご当地グルメと熱気あふれるまちおこしに取り組む面々で大変な盛り上がり。しかしB-1グランプリは食べ物を売ることを目的としたグルメイベントではありません。地元に愛されている料理の提供をしますが、飲食店・飲食業組合などとして出ることはできません。(B-1グランプリの誤解)

またブース内で調理をする人と同じ人数、もしくはそれ以上の数のひとたちが、呼び込みをするのではなく、ブースの外で列に並んで待っていただいている来場者の方々にまちの様々なPRで楽しんでもらっています。(B-1グランプリの秘密)

B-1グランプリの「B」は地域BRAND(ブランド)の「B」であり、まちを盛り上げ、地域ブランドを確立しようと日々活動するまちおこし団体の、年に一度の共同PRイベントです。自分たちのまちを愛する熱い仲間たちが集い、ご当地グルメをきっかけとして地元に来てもらいたいという思いで、地域ブランドを高めることにつなげるイベントなのです。

B-1グランプリをきっかけに多くの方がまちを訪れてくれるようになります。結果の伴うまちのPR活動は、「ひとづくり」「ひとおこし」につながります。地域内でともに活動する仲間同士、地域を超えた団体同士がお互いに切磋琢磨しあい、地方から日本を元気にしていきます。

【模倣品について】

このところ、模倣品に関するお問い合わせを数多くお受けしています。
詳しい内容については「B-1グランプリの誤解」をご確認いただければと思いますが、最も重要な事実は、ゴールドグランプリなどの表彰はまちおこし団体に対して行うものであり、料理が表彰されているのではないということです。

多くの消費者の方々からの問い合わせに対応するため、現在、まちおこし活動の理念をご理解いただいている事業者の方々に、加盟団体と品質の確認をしながら順次「B-1グランプリ公認化」を進めています。
B-1グランプリロゴの入っていない商品・地元以外で提供されている料理(イベント・飲食店など)については模倣品であり、「B-1グランプリ優勝の八戸せんべい汁」といった、料理が優勝したという表示は虚偽表示になりますのでご注意ください。なおそうした表示を見つけた場合は「地域ブランド監理監視機構」まで情報をお寄せください。

またB-1グランプリで有名になった料理の模倣品の通報も相次いでいます。そもそもこうした料理は勝手に販売することはできません。
例えば富士宮やきそばについては、60年前からあった「焼きそば」という料理に地域名を冠し、まちおこしのPR活動によって、14年前に「富士宮やきそば」とブランド化しました。富士宮やきそば学会というまちおこし団体の活動で有名になった「富士宮やきそば」は、ブランドであって料理名ではないので、団体と無関係の事業者は勝手にそのブランド使用することができないのです。

有名になるに至る過程で、有名にするための活動の主体者(まちおこし団体等)に無断でそのブランドを使用すれば、商標権の侵害や不正競争防止法違反に問われる可能性があります。
おいしくない模倣品に消費者が料金を支払ってしまうことを防止するために、法的手段も含め「地域ブランド監理監視機構」で対応していきます。