The Beginning of the
B-1 Grand Prix

B-1グランプリの出展者は、自分たちのまちの良さをに来場者知ってもらい、
いつか地元に行きたいと思っていただくために工夫を凝らし、自慢の味を提供することを考えています。
さらに、いかに地元を知ってもらうか、並んでいる人にどのようなおもてなしをするかを、一生懸命に考えた出展者が結果を得ています。

「B-1グランプリ」は、2006年2月に、青森県八戸市で第1回大会が開催されました。2013年の第8回豊川大会では全国64団体が出展、58万1000人が来場していただけるまでになりましたが、第1回大会では北は北海道から南は九州まで、全国10のまちおこし団体が自慢のご当地グルメを持ち寄ってまちをPR。2日間で1万7000人の来場は当時大成功のイベントでした。

現在では地域を元気にし、日本を元気にすることを目的として活動する全国のまちおこし団体で組織する「ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会(通称:愛Bリーグ)」が主催していますが、第一回大会は八戸せんべい汁研究所のメンバーが、「八戸を盛り上げるためになにかやろう。そうだ、全国大会をやったら盛り上がるのではないか。」と2004年の秋、八戸市内の焼き鳥屋で話したのがすべての始まりです。

2000年前後から同時多発的に始まった食のまちおこしは、2005年頃でも知る人ぞ知る活動であり、全国から出展10団体を集めるのには大変苦労しました。しかしその試みはわずか5年後、第5回厚木大会で43万5000人の来場者を迎え、で全国に知られるような巨大なイベントに成長しました。

B-1グランプリをきっかけに結成された愛Bリーグは、2013年12月現在76団体の大所帯となりました。まちを元気にしたいと考えて生まれた小さなアイデアは、日本を元気にする大きなムーブメントへと進化しています。